インディーズ・ポップスユニットm7のプロデューサーMarkのblogです

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AFCアジアカップでの日本サッカー

ザック監督「日本の監督、誇り」 アジア杯決勝一夜明け(共同通信) - エキサイトニュース
いきなり脇道にそれるのだが、最近トラックバックが打てるニュースが少なくなってきた。エキブロのトラックバックの為にあると言っても過言ではないエキサイトニュースですら、アジアカップ決勝関連の記事でTB打てるのはこれだけだ(30日現在)。一般のニュースサイトを見てもCNETも朝日と合体してからTB打てなくなったし、ざっと見渡してエキブロからTB打てるのはiZaだけだ。twitterとfacebookが存在感を増す中で、ブロガーには住みにくい世の中になってきたということか。

で、今回のアジアカップであるが、今までの日本代表と比べて一番観ていて楽しいチームになったなぁと思う。だいたい歴代日本代表ってのは、「得点力不足」という冠が常につきまとうチームだった。それは岡田ジャパンにしてもそうだ。だから本田と遠藤があれだけ光ったのだ。
今回も初っぱなのヨルダン戦はそんな感じだった。ようやくロスタイムで追い付いたが、危なかった。だが、全く点がとれそうではないという感じでもなかった。それはやはり、香川の存在が大きい。中盤でボールをとられ過ぎではあったが、バイタルエリアからペナルティエリアに切れ込む動きには大きな予感を感じさせた。

転機となったのは次のシリア戦だったと思う。前半香川から松井ちょい経由長谷部のシュートで1-0となり折り返したが、後半頭から攻め込まれ防戦一方になってしまった。その悪い流れから、例の川島の一発レッド、そしてPKを与えてしまい同点となる。
引き分けでは1次リーグ突破がほぼ絶望的になる。日本中が「ああ〜〜」と点を仰いだことだろう。しかも交代で香川ももういない。
だが、10人になった直後、ここから5分間の日本の攻撃は今まで見たことも無いような怒濤の波状攻撃だった。まさに日本代表の歴史に残る5分間だったと言っても過言ではない。数的不利ならば相手の何倍も動かなければならない。だが残り時間すべてそんなことしていたら体力が持たない。ならばこの一瞬だけでも死ぬほど動こう!全員が相談もしていないのに一瞬にしてそんな意識を共有したかの如くだった。そして香川に替わって入っていた岡崎の飛びだしと粘りでついにPKを獲得、勝ち越したのである。ああこのチームならやってくれるんじゃないか、そう思える気迫と執念を見せてくれたこの試合で、日本代表は今までとは違うチームになった感じがした。

その後のサウジ戦では岡崎がハットトリック、前田も2得点とFWがその真価を発揮。完全アウェーのカタール戦では先制されるも絶対に追い付けるという確信とともに観ていた。そしてついに香川がゴール!後半では再び10人となり勝ち越されるが、香川の爆発で逆転勝利!このチームはすごいぞ、と感じていた。
韓国戦はまさに死闘だったが、延長後半の同点劇は、それまでドンピシャだったザック采配の唯一のミスだったのではないかと思う。すでに前田を替えて伊野波を入れて5バックにしていた上に、長谷部に替えてボランチの本田を入れたことで、あまりにもあからさまな守りというメッセージを送ってしまった。だが、人数が多過ぎて組織に混乱が起こってしまった結果が、あの同点劇ではなかったか。
だが、そのピンチを救ったのは川島だった。twitterでは「川島神!」がTLに並んだ。

決勝進出した日本だったが、その代償として香川を失うことになってしまった。これは今大会最大のピンチだと感じられた。
その予感的中で、決勝戦は得点機がほとんど作れないガマンの試合となってしまった。岡崎左、藤本右という布陣はほとんど機能しなかった。
後半に岩政を藤本に替えて投入したことでリズムが良くなり、徐々にペースをつかみだした。だが、マスコミではこれが「ザック采配的中」と持ち上げられているが、ちょっと試合を観ていた人は思い出して欲しい。岩政が準備しだしてから、ベンチと選手の間で一揉めあったのだ。実は岩政はセンターバックに入り、今野がボランチに上がる、というのが当初の構想だったらしいのだ。それを今野が断ったのである。放送席では今野がケガをして何かをアピールし、長谷部もベンチと話している、なんて風に見えたようだが、実はそんなやり取りがあったそうである。
そして結果的には岩政がセンターバックに入り、今野が左のサイドバックに回り、長友が左の二列目に入り、岡崎が右に行く、という実に複雑なポジションチェンジがあったのだが、これは選手側からの提案も合わせての結果だったからこそ、すぐに機能したのだろう。
そして延長に入り、ここでの李投入は皆さんご存知の通りザックのドンピシャ采配だったわけだ。
最終的には実に美しいボレーシュートで試合が決まったわけだが、そこまでの痺れる展開で相変わらず川島が神っぷりを発揮していたのは言うまでもない。

実に楽しい20日間だった。日本代表は次の次元に入った。ようやくW杯ベスト4を狙う、と本気で言えるチームになってきたのではないか。今後のサッカー日本代表が楽しみである。

あ、余談であるが、MVPは本田だけど僕の個人的なMVPは長友だ。「早く世界最高のサイドバックになりたい!」って言っていた彼だが、かなり近づいている気がするよ。
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by Kenpapa9 | 2011-01-31 01:19 | 雑談

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