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インディーズ・ポップスユニットm7のプロデューサーMarkのblogです ※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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原発とこれからのエネルギーについて

孫社長、ついにブチ切れか!? Twitterで「がおぉぉぉーーーん!」と絶叫 - エキサイトニュース

全国に孫さんみたいに吠えている人がいっぱいいらっしゃる。だが、今すぐ原発をすべて止めろ、というのは暴論であり、それは日本よ死ね、と言っているに等しいだろう。特に関西・四国・九州電力は原発依存度が50%を超えており、これを全て止めてしまったら、今日本を支えるべき西日本の製造業は壊滅し、大型連鎖倒産・失業者の急増・金融危機、とまさに大恐慌となり日本全体がスラム化してしまうだろう。(一方、中部電力は原発依存度が12.3%<2009年のデータ>と一番低く、現在最も災害による事故が心配される浜岡原発の停止は現実問題として考えうる選択肢ではある)

しかしながら、原発はやはり「過渡的」なエネルギー源であることは今回はっきりした。「原発の安全性」のレトリックは、「飛行機の安全性」と同じようなものだ。交通事故と比べれば飛行機は(確率論的に)とても安全な乗り物、だが一旦事故が起きると大惨事になってしまう。だからといって、皆さん飛行機に乗りませんか?船で行きますか?船も沈みますけどいいんですか?というようなことをよく原発推進者は言っていたと思う。
だが、「ずっとウソだった」というようにただ騙された、と訴えるのはちょっと違うかな、と思う。放射能の恐怖を一番よく知っているはずの日本国民が、原子力を夢のエネルギーと考えてしまったのは、日本人の叡智がこの最も憎むべきモノをも必ずやコントロールできる、という夢想だったのではないか。鉄腕アトムとウランちゃんが生まれたのは、日本人は将来原子力を手なずけて自分たちのものにしていく、と信じていたからなのである。それが、原爆への復讐だったのかもしれない。

だが、やはり原子力は人間の手に負えるモノではなかったのだ。今後は10年、20年というスパンで脱原発に向かって段階的に切り替えていかなければならないだろう。いや、西の人がどう思っているか知らないが、東日本の人間は、もう原発に頼るのは心情的にムリだ。東京に住む僕らでさえ、もうここにいる以上、一生放射能と付合っていかなければならないのである。子供の年間被曝線量が20ミリシーベルトに引き上げられたのだって、そうしないともう東日本には住めないからだ。孫さん、そこでそんなに吠えるんなら、東京から出て行くしかないんですよ?まぁ、@team_nakagawaをフォローしてればもはや基準の10倍20倍ぐらいで恐れることはないってことがわかるんだけど。

現在東京電力管内で動いているのは柏崎刈羽原発の7機のうちの4機のみ。4000万kw弱のうちのわずか491.2万kw、つまり依存度は12%程度。だが節電によるギリギリの状態で、これを止めるのは現実的ではない。昨日当選した石原都知事がパチンコと自販機を全部止めれば1000万kwだ、と言っていたが(なんだろ、パチンコ屋はつぶれていいのか?w 羽根ものを復活させろとか全自動をやめて手で打つパチンコでいいだろとか言ってたなw)まぁ1000万kwが浮くのなら理論上は東京電力管内では原発を止めてもいいことにはなるけどね。
だけど夏場の電力不足を考えるとやはり491.2万kwとはいえいてもらわないと困る。

そこで考えなきゃいけないのはやはり新エネルギーだ。それもメガソーラーだ、風力発電だ、という東電の施設の話ではない。それでは何十年もかかってしまう。今東京は実際に電力が不足しているわけだから、ここ1〜2年、長くても5年で劇的な効果を上げなければならない。

今現在、僕が最も興味を持っているのが、家庭用(マンション戸別)ソーラー発電・エネファームといったものだ。特にマンション戸別設置用小型エネファームは今年の秋に発売されるという話だ。家庭用電力消費は全体のほぼ14%ぐらいらしいので、家庭用電源を東電から解放すれば、東電管内では原発を止めることができるぐらいのインパクトがあるわけだ。特にエネファームと太陽光発電のダブル発電にすれば、季節や昼夜を問わず家庭の電力をまかなうことができる。いわゆる「分散型発電」である。

ところがここに法律の壁が存在する。電気事業法である。要は電力業界とガス・石油業界の軋轢が形となって出ているわけだ。そのおかげでエネファームは停電時発電禁止、自立運転ができない、という制約があるのだ(技術的には当然可能だ)。一応「停電時の現場作業員の安全確保のために、家庭からの電気の逆流が起きないよう」自立運転を制限する、という理屈らしい。太陽光発電には自立運転モードがついているのだが、出力1500Wまで、という制約があるために家庭内の電気をすべてまかなうまではとてもいかない(この制約も技術的なものではない)。しかも、高額なこれらのシステムを導入するのに補助金は不可欠だが、何と独立型では補助金がもらえないのだ。補助金をもらう為には東電との系統連携契約が必要なのだ。このように、どこまでも電力業界の圧力に配慮した制度になっているのだ。

今年の僕のテーマとしては、この危機的状態にある東電管内に限ってこの制限を撤廃し、さらに政府がより補助金を上乗せし、各家庭に「分散型発電を普及させる」ことを、東日本、とりわけ関東を「モデル地区」として推進させるにはどうすればいいのか考えることだ(そのためにはまず自分の家をどうするか考えるけどね)。とりあえず、黒岩新神奈川県知事は明確に「脱原発」を主張して当選したので、神奈川県が先陣を切ってやらないかな、と期待してるし、そういう運動を僕の第2の故郷である神奈川県で盛り上げられないかな、と考えている。東京はあの人じゃダメなので、多分w

この必要に迫られた時・場所でしか変革は起こせない。皆で電力会社の呪縛から解放される世の中を、その実験地区として時代を先取りして行こうではないか。それが実現すれば、ここは世界で最も進化した場所になるのだから。
by kenpapa9 | 2011-04-12 02:33 | 雑談

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