インディーズ・ポップスユニットm7のプロデューサーMarkのblogです
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We Will Rock You@新宿コマ
僕はミュージカルが嫌いだ。芝居と音楽という、別物をくっつけた違和感がたまらなくいやだ。今までミュージカルを観ていいと思ったのはコーラスラインだけ。あれはブロードウェイが舞台の物語なので芝居と音楽が違和感なくとけ込んでいた。それだけ。あ、日本人がやるのはもう、全滅。すいませんね、これ、好き嫌いの問題なので。
今回の「We Will Rock You」も、クイーンでミュージカルと聞いたときに、おいおい、って感じだった。しかも新宿コマってどういうことよ!ロック世代よりもさらに上のおばちゃんの殿堂じゃないのさ。こんなもん観に行くやついるのかね、と正直思っていた。
ところが、公演が近づくにつれ、テレビで特集とかやってたりして、そこで監修のブライアンとロジャーのインタビューが流れていた(新生クイーンのライブ映像も流れていた。ポール・ロジャース案外いいですな)。で、確かロジャーがこう言っていた。
「ミュージカルって、まじめに愛を語っている二人が、次の瞬間突然歌いだすんだぜ。笑っちゃうよね。今回はそこんところをカッコ良くするのに苦労した」
おお!この人僕とまるで同じミュージカルのイメージ持ってる!ひょっとしたら、ロックミュージシャンなりの切り口で観せてくれるのかもしれない。これはひょっとしたら期待できるのかも。
そう思って観に行くことに決めた。



開演20分前、コマの前に到着。新宿コマのイメージが一変していた。コマといえば噴水に飛び込み…オッホン、いやオバチャンの殿堂なのだが、全体が黒系に塗られ、クイーンのメンバーのでっかい看板が。なんか渋谷AXとかZepとかのライブハウスのようだ。
入り口を入ると、いきなりバーが。ロビーのど真ん中にバーカウンターがある。これも新鮮。早速生ビールをたのむ。基本ですね。さぁ飲んじゃったぞ〜。つまんないと寝ちゃうぞ〜。
しかし中もライブハウスな色みに仕上げてある。いい感じでロックな気分になってきた。
で、客席に入る。初めてきた新宿コマは、全座席列がかなりの段差がついていて非常に観やすい。いい小屋じゃん。で、ステージを観ると、おっと、ステージのカミシモにバンドが!ミュージカルって、生演奏なんでしたっけ?ど〜せカラオケに合わせて歌うだけだろうとタカをくくっていた僕はますますロックな気分へ。そしてついに開演!

<ネタバレになるので以下自粛>

いや〜、生演奏って本当にいいもんですね〜。楽しかった。ストーリーは公式HPなんかを参考にしてもらうとして、でも印象としてはほとんど音楽だった、という印象。曲と曲の間にストーリーが進むのだが、これが芝居と言うよりはギャグの連発!そのほとんどが往年のロックスターの名前や、ロックの名曲の歌詞を使ったギャグで、これはロックファンにはたまらない。えらいぞ森雪之丞、ちゃんと原文の方が面白いところは訳さないで英語詞のまま出して笑いをとってた!
例えて言えば楽曲を非常にマニアックなコントでつないでいる感じだ。なるほど、これならテンポが出る。さすが元コメディアンにしてコメディ脚本家が本を書いているだけのことはある。ロジャーが言ってたカッコよさってこれだったんだ〜。
で、もひとつ素晴らしいのが構成力。ヒロインのスカラムーシュがギターを手にしてからはもうストーリー自体が完全にすっとんでしまい、あれ、キラー・クイーンはいつやっつけたの?なんて感じなのだがお構いなしに楽曲をたたみかけてくる。不覚にもクライマックスでは涙が出そうになった。
そして忘れてはならないこと、それは、芝居がどうでもいいのは、楽曲が素晴らしいからなのだ。この装置すべてが、クイーンの楽曲を引き立てる為にあったといっても過言ではない。これはミュージカルではなく、クイーンのトリビュート・ライブ・ショーだ!
このショーの目玉はクイーンの楽曲であるということは見えた。しかし楽曲が重要であるなら重要であるほど求められるのが演奏者のスキルだ。これもまた素晴らしかった。バンドはもちろん素晴らしく、ギターはブライアン・メイの音を再現していたし、アレンジもほぼオリジナルに忠実だった。そして何よりも、キャスト陣の歌唱力が素晴らしい。特に主役のガリレオ役のPeter Murphy、基本的にはフレディの声に似ているわけではないのだが、要所要所で聴かせる歌い回しが「そっくり!」だったりして、これも非常に適度なツボを得た似方。
日本に来たキャストはオーストラリア版のキャストである。もしロンドンやヨーロッパ、アメリカで観てがっかりした人がいても、今回はひと味違うかもしれないので要チェックだ。そういえば、オーストラリアのギャグも一発あったな。

もう一回観に行こうかな、と思っている次第。
あ、一つだけ、日本版は作らないで下さい、お願いします。でも錦織健だったら観に行くかも(^^;)。

追記:Street of FireがOKな人は楽しめると思います。純粋なミュージカルファンは、やめたほうがいいかも、です。
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by Mark@m7|ReTweet by kenpapa9 | 2005-06-01 02:14 | 音楽・カルチャー全般
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