インディーズ・ポップスユニットm7のプロデューサーMarkのblogです

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そういえば昔からMAC使いだった

といってもAppleのじゃなくて、ナショナルのラジカセ。ひょんなことから思い出し、そういえばあれもMACだったな、と不思議な因縁を感じたので、忘備録として。

初めて手にしたラジカセは、ナショナルのMAC BBってやつだった。なかなか質実剛健なデザインで、遊びゴコロのカケラもないんだが、当時の僕としてはとびっきりのおもちゃだった。といっても親父のものだっだんだが、当然家にいる時間は子供である僕の方が長いわけで、親父がいないときはいつも使っていた。マイクをテレビにくっつけて歌番組を録ったりしていた。友達を家に呼んで、ラジオドラマもどきを吹き込んだりもした。当然外に持ち出せるので、鳥の声を録りに行ったりもした。
しかし当時の僕はやっぱりガキなわけで、使い方も荒く、すぐにボロボロになった。イジェクトカバーが割れてはずれたりした。親父も腹ワタ煮えくり返っていただろうが、見るに見かねてか、「んではお前専用のヤツを買ってやるよ」ということになった。
MAC BBにはポーズボタンがついていなかった。だから、録音するときはPLAYとRECORDをいちいち一緒に押して「ガチャコン」とやらなければならなかった。これだとラジオで好きな曲を録ろうとしても、立ち上がりが遅いので頭が欠けてしまう。
当時のラジカセの最高峰は、SONYのStudio1980だった。2ウェイスピーカー、マニュアル録音レベルコントロール(当時はオートレベルコントロールが当たり前だった)、ミキシング機能などを備え、当然ポーズもついていた。友達に自慢されてヨダレが出たものである。しかし、MACの倍ぐらいの価格だった。高嶺の花である。
ナショナルのMACの新機種は、MAC FFといって、これはもの凄く売れた機種だったようだ。右側からトランシーバー型のワイヤレスマイクがピョコンと飛び出し、まさに少年心をくすぐって余りある魅力的な機種。ところが、これに採用されたポーズボタンは「ロック式ポーズ」といい、要はモーターへの電源供給を切るといったような無理矢理なポーズだったため、回転⇔停止に一瞬だが時間がかかりその間徐々に回転数が変わるため、録音時には頭やケツが変な風になってしまうのだ。これでは編集はとても無理だ。
こんなんじゃダメだ、と思い悩んでいたとき、最新機種が出た。MAC FFの後継機種、MAC FTである。これはMAC FFの機能を受け継ぎながら、初のメカニカルポーズ採用!これだ!というわけで、MAC FTを買ってもらうことになったのである。
それからの僕は、REC状態のままポーズボタンを押してひたすらエアチェック。DJの曲紹介が終わった瞬間にシャキーンとポーズを解放し…なんてことをひたすら行っていたっけ。
それから家に2台ラジカセがあるもんだから、編集なんてこともやったし、当時楽器を始めたばかりで、オーバーダビングなんてこともやったみた。最初は元の音楽に自分のギターを重ねるってな自己満だったんだけど、そのうちオリジナルを作り始めて…
よく考えたら、このMAC達がなかったら、曲を作るなんてことやったかどうか。そう考えると、こいつらのおかげで今の僕があると言っても過言ではないかもしれない。

MAC FTは僕が本気で使った最初で最後のラジカセとなった。その後はLRが別々に録れるカセットデッキを買い、4チャンのオープンリールのマルチトラッカーを買い、そしてコンピューターに移行していった。ラジカセという意味では大学時代に夏に海に持っていく為にダイクマで安いダブルカセットラジカセ(それでもダビングには固執していたんだなぁ(^^;))を買ったぐらいだな。

そして、長い年月の後、今では別のMac使い。これも入り口は音楽だったことを考えると、その奇妙な符合になにやら感慨を覚える。関係ないが、マクドナルドの音楽関係の仕事もしてたりして(^^;)。これも別のMacだな。
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by kenpapa9 | 2006-11-14 04:01 | 雑談

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