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インディーズ・ポップスユニットm7のプロデューサーMarkのblogです ※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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ビクターの犬の置物がうちにある

Excite 経済ニュース : <ビクター>音楽ソフト事業、コナミに売却検討

音楽業界から東芝の名が消える日のエントリーを書いたのはもう3年前になるのか。今度はビクターの名前が消えようとしている。蓄音機を聴き入るビクターの犬。まさに音楽業界の象徴のようなマークだったなぁ…(いや、オーディオ部門を強化するんだからいいのか(^^;))

報道ではサザン、SMAPなどの…と紹介されていたが、その他をちょっと思い出してみたが、広瀬香美、夏川りみ、ジェロぐらいしか思い浮かばない。で、サイトのアーティスト一覧を見てビックリ!こりゃひどい。こんなに売れない人を抱えていたらそりゃ会社として成り立たないのは当然(まぁすでに活動してない人も多いようなのでほとんどアーカイブ的な所属なんだろうけどね)。それはシェアがビクターより下位であろうEMIミュージックのアーティスト一覧と比べると一目瞭然である。去年の年間アルバムランキングで100位以内に入っているアーティストはSMAP、MINMI、菅野よう子、斉藤和義のみ。シングルではサザン、ジェロ、May'n、坂本真綾、中島愛が加わるのみ。これで業界4位というのだから、数千枚しか売れないアーティスト多数を合わせてようやく売上高でシェアを獲得しているのだろう。これでは利益は出ないよね。というわけで、なるほど、整理対象になるのも頷ける。

音楽業界の終わりの始まりについて書いたのが去年の1月。ついに第1波がきた、という感じだ。これがビクターだったのは、必然かもしれない。図体が大きい(従業員420人)ところほど、ちょっと売れないと利益率が大幅に下がるのだ。かえってドリーミュージックやトイズファクトリー(どちらも数十人規模)のように小回りが利く方がこれからはしぶとく生き残っていくのではないか。これら小規模なレーベルは、レコード・メーカーというよりもよりマネージメントと一体化しているような印象を受ける。それは、マネージメント・サイドと力関係が拮抗しているから感じるのかもしれないが。

上記にリンクしたエントリーでも何度も言及しているが、僕は物理メディアを売るスキームである音楽業界というものは消滅すると思っている。これからはアーティストにぶら下がる人達がなるべく少ない形、言い換えればマネージメントに音楽業界が集約されていくような形が最も有り得るのではないかと推測している。
流行歌は歌謡曲からJ-POPに名を変えて続いてきたが、もはや流行すらしないので流行らせる為の「作られた」流行歌は消滅し、アーティストは自己表現としての音楽を世に出し、それを好きな人が聴きに行くことでビジネスが成立するという、プリミティブな形に帰結していくのではないだろうか。当然こうしてプロとしてやっていける人はごく一握りの限られた人だけで、それゆえ今よりももっと強い憧れを抱けるような世界になるのではないか。それは、決して悪いことではない、と僕は思うのだが。

おっと、ビクター自身は否定してるんだね。
Excite ITニュース : ビクターの音楽部門売却報道、JVC・ケンウッドHDがコメント

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by kenpapa9 | 2009-11-05 02:43 | 音楽・カルチャー全般

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