インディーズ・ポップスユニットm7のプロデューサーMarkのblogです

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紙巻きタバコが吸えなくなりました

酒の量を減らして健康まっしぐらな僕ですが(^^;、更に健康的な感じになっております。

周りにiQOS人口も増えてきて、皆マズイけど慣れだっていうし、慣れると紙巻きタバコには戻れないっていうし、今手に入りにくいiQOSを発売直後に買ったのに使ってないのも勿体無いし、ということでとりあえず一週間やってみるか、と思い、切り替えてみました。
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iQOS アイコス ホワイト 本体キット 電子タバコ
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今こんなに高いのね(^^; 転売屋ひどい!

で、3週間経ちましたが、はっきり言って皆様の言う通りでございます。あれほどマズイと思っていたiQOSが、今ではフツーのタバコです。そして逆に紙巻きタバコがマズくて吸えなくなりました。タバコに火をつけると、もう紙の焼ける匂いが臭い!焚き火の匂いを思いっきり吸い込んでる感じです。知る人ぞ知る薬局で売っている喉のクスリネオシーダーにも似たマズさですw。これは、ある人によると体からタールが抜けた状態だそうで…今までタール中毒で麻痺してたのが敏感になってしまった、と。いや、ホントかウソかはわかりませんが(^^;。どちらにしてももはや慣れ親しんだあのタバコの香りは紙巻き煙草では味わえなくなってしまったわけです。

というわけで余っていたタバコも知り合いにあげて決別。さらにiQOS自体もレギュラーからバランスドレギュラーへと軽くなりました。さて、ここで気になるのはJTのプルームテックです。iQOSより更に軽い、しかもiQOSは結構吸うまでが面倒なのですが、プルームテックは吸えば電源が入り、そのまま放っておいても大丈夫、また吸いたくなればいつでも吸える、という手軽さがあり、ガッツリ吸う時はiQOS、ながら吸いにはプルームテックと分けている人も多いようです。

ところが、プルームテックはiQOSよりひどい状態で、福岡でしか実店舗での販売がなく、オンラインでしか手に入らないのだけれどそれも予約が必要で、更に今は予約を受け付けておらず、いつ再開するかもわからない、つまり買えないのです(>_<)
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新型プルームテック スターターキット Ploom TECH JT
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これ、2,000円ですからね、元は。ひどすぎますねぇ。ま、ちゃんと供給しないJTが悪いんですがね。

さてさて、ネットをいろいろ検索していたら、「なんちゃってプルームテック」なるものがあるということが分かりました。プルームテックの構造は、バッテリーとカートリッジとタバコカプセルの3つの部分に分かれ、品切れなのはバッテリーだけだというのです。
そこで、カートリッジ1本とタバコカプセル5個セットをJTの正規のサイトから購入、バッテリー部分は昔の電子タバコと合うかもということだったので持っていたものと合わせてみたが無理でした。そこで口金のサイズが合うものを探して、見つけました。
安っ!
で、できたなんちゃってプルームテックがこちら。
a0033438_18342787.jpg
結構イケます。とりあえずはiQOSと両方使いでしばらくいってみます。


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by Kenpapa9 | 2016-11-11 18:37 | 雑談

1993シドニー・Paul McCartneyライブレポート4

このシリーズの最後です。

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18.YESTERDAY
ウイングス時代はよくここでイントロにウソ歌をうたってお約束のはずしがあったのだが、それは後にとっておいたらしい(^^;)。しかし、この曲昔はギターだけでやっていたのだが、PCM音源のリアルな弦楽四重奏をバックにほぼアレンジはレコード通り。こうして、8曲に及ぶアコースティックコーナーは終わったのであった。
ここまで書いてようやく気づいたのだが、8曲中5曲がアンプラグドで演奏された曲だった。ちなみにこれは、「公式海賊版」と命名されて東芝EMI(当時)から発売されている。

ステージでは、中央にグランドピアノが用意された。そしてポールはギターを置き、ピアノの前に座った。

グランドピアノは円形の台に置かれ、その台はステージ側が高くなっており、斜になっている。ポールがその高いほうに置かれている椅子に座ると、観客席に対して真正面を向く格好となった。

19.MY LOVE
例のプオーというイントロが聞こえてきた。これは、私が生まれて初めて聴いたウイングスの曲で、これをきっかけに遡ってビートルズを聴く様になったという思い出の曲で、特別な感慨があるせいもあるが、ジーンとしてしまった。思えばあの頃は小学生だったんだなぁ。アレンジはほとんどオリジナルのままである。

「弾みたいかい?ロックンロールでいこうか。ビートルズがいいかい?やってみよう」
ちょっと聞き取りにくかったが、こんなようなことを言って次の曲へ。

20.LADY MADONNA
ワァーいう歓声に続いてすぐに手拍子が巻き起こった。アコースティックの後にMY LOVEというじらし戦法(?)も効いたか、会場は一気に爆発!例の薄紙を口に当てているのではないかといわれたコーラス部分は、薄紙は当てていなかったがちゃんとそれらしく聴こえた。この部分、ちょっとサックスのバランスが立ち過ぎている感じもしたが、この曲もオリジナルに忠実なアレンジである。

「別のグループの曲に戻ってみようか」

21.LIVE AND LET DIE
ピアノのリードで静かな立ち上がりを見せるが、「Say Live And Let Die」のところでステージ前方に仕掛けられた音玉が爆発!一気にアップテンポ部分に突入。レーザー光線が飛び交い、ストロボ照明が点滅する。まさにウイングスの「ロック・ショウ」ビデオそのまんまのステージングだ。東京で見ていたとはいえ、この偉大なるワンパターンには興奮させられる。観客のノリも最高潮に達する。ウイングス時代はメロトロンを使っていた中間のストリングス部分はどうやらPCMシンセになっているようだが(どうやらリンダはローランドのD50でやっているようだ)、違和感はない。というか、それどころではない(^^;)。

22.LET IT BE
短いMCを挟んでこの曲が始まった。なんだか歌詞の細かい部分がオリジナルと違う(^^;)。本当は憶えていないのかもしれない(^^;)。でも、観客は皆歌っているのだから、その辺は考えてほしい。歌のフェイクも一番多いようだ。この曲はプリンス・トラストやアメリカン・ミュージック・アワードなどで何回か歌っているので「間が埋まっている分」変わってきたのかも知れない。構成はシングル・バージョンと同じだが、イントロはなかった。
ステージ後方のスクリーンには、ステンドグラスとマリア様が写しだされ、ハモンドの音と相俟って厳粛な雰囲気を作り出している。

ここでヒューンヒューンとものすごい音が鳴る。ステージ下、上手に何やら電飾でサイケに光る物体が現われた。
「マジック・ピアノだ!」
ポールが指笛を鳴らすと、そのピアノがセンター方向に移動を開始した。観客は大喜び。アップライト・ピアノにサイケデリック・カラーの電飾をほどこしたものだ。センターに来るとポールはその前に座った。

23.MAGICAL MYSTERY TOUR
ポールのカウントの掛け声からこの曲が始まった。前回のツアーにはなかった曲だ。このたたみかけ攻撃に会場はノリノリ!イントロからエンディングまでオリジナルに忠実なアレンジだ。

「次の曲は新曲で、人々とその未来についての歌です」

24.C’MON PEOPLE
久しぶりの新譜。会場は盛り上がり切っていたので、ちょっと小休止という感じだ。だけど、いい曲だね。

25.LONG AND WINDING ROAD
この曲は意外。ビートルズ時代、解散の一因といわれたオーケストラ・アレンジをシンセで再現している。ポールのサービス精神がここまできているというのは、完全にふっきれたということなのだろうが、ポールファンとしては少しさびしい気もしないではない。しかし、ビートルズのフィル・スペクター・バージョンでは消されてしまった最後近くの「Don't Keep Me Waiting」というフィル・インにハーモニーまでつけて強調していたのは、何かポールの最後のこだわりを見た様な気がしてちょっと溜飲を下げた。

ポールは再びホフナー・バイオリン・ベースに持ち替え、観客と「オー・イェー」の掛け合い。そして・・・

26.PAPERBACKWRITER
おお、前回のツアーにはなかったビートルズナンバーだ。天井から大きな白い布が5枚振り落とされた。私は一番上手の布がひっかかってなかなか降りてこなかったのが気になってしまったが、会場は大盛り上がりである。そして、ビートルズ・ナンバーのたたみかけ攻撃が始まった。

27.FIXING A HOLE
サージェント・ペパーズの中から、実に渋い曲を選択してくれた。オリジナルそのものの音に、タイムスリップしたような感覚。もう完全に酔っている。

28.PENNY LANE
間髪入れずにこの曲が始まる。初めて青盤を買ってきて2曲目のこの曲を聴いたときの感動が甦る。間奏のピッコロトランペットの部分もキーボードで忠実に再現。エンディングのジァーン、チリチリチリの部分もレコード通りだ。

そしてポールはここでサンバーストのレスポールに持ち替えた。
「今夜のパーティーはどうだい!」
そう叫ぶと、例のざわざわした音に混じってバンドのチューニングの音がきこえてきた。もう全員がわかっている。あの曲だ。

29.SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND
これが本編最後の曲となる。構成は前回のツアーと同様、間にギター・ソロの掛け合いを挟みリプライズにつながる。ステージ後方のスクリーンには、万華鏡の様な幾何学模様が写しだされる。

観客の熱狂の中、ポールはステージソデへと消えてゆく。

−−−−−アンコール−−−−−
当然観客は誰一人として帰らない。それぞれの頭の中には、「まだあの曲とこの曲とアレがある」なんて考えが渦巻いていたことだろう。さて、ポールは何をやってくれるのだろうか。

そしてポールは、アコースティック・ギターを持って登場。始まったのはこ
の曲である。

30.BAND ON THE RUN
アンコールの1曲目にウイングスを持ってきた。リンダのミニ・ムーグの音は相変らずである。やはりこの曲にはポール自身も特別な思い入れがあるに違いない。ステージ後方のスクリーンには、今回のツアーのシンボルになっている鳥の群れの模様が写しだされ、アップテンポに変わる部分では光りの洪水のような照明が使用された。

「ロックがいいかい?」

31.I SAW HER STANDING THERE
ロビーが何故かスライド・バーを使ったソロをとったりするが、ここまできたらもうそんなことは関係ない。全員総立ち、ノリノリである。歓声は爆音の様に会場にこだまする。その中、再びグランドピアノが登場し、ポールがその前に座る。

ズンチャ、ズンチャ、ズンチャ・・・出た!ウソ歌(^^;)。
「ノーノー、ソーリー。この曲じゃない。」
この勿体のつけかたは・・・

32.HEY JUDE
そう、これでした。歌いだしの部分の大歓声は、すぐに観客全員による歌声へと変わった。東京ドームのときもそうだった。会場中に大合唱が響く。後半、さらに仕掛けが待っていた。ダダダ・・・の部分になると、突然演奏がやみ、会場の歌声だけになる。そして、ステージ前半に出てきた大クレーン・ゴンドラにメンバー全員が乗り込み、会場中を回るのである。色とりどりの紙テープがゴンドラへと投げ込まれ、まるで別れを惜しむ港の様な光景。

こうして、3時間近くに及ぶポールのコンサートは終了した。

残念ながら今回「アビーロード・メドレー」はメニューに組み込まれていなかったが、そのかわり新チョイスのビートルズ・ナンバーが聴ける。個人的にはウイングス時代の曲が減ってしまったのは寂しいところだが、ソロ時代の曲が組み込まれているので嬉しかった。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

以上、この1ヶ月後ぐらいに行われた日本公演と微妙に違うセットリストのシドニー公演のレポートでした。


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by Kenpapa9 | 2016-11-09 03:33 | 音楽・カルチャー全般

1993シドニー・Paul McCartneyライブレポート3

1993年のライブ・レポート。いよいよライブが始まります。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

1.DRIVE MY CAR
ポールはホフナーのバイオリンベースを持って登場。いきなり新チョイスのビートルズ・ナンバーだ。アレンジも元のまま。完璧にビートルズ・サウンドを再現している。

2.COMING UP
BEEP BEEP、BEEP BEEP、YEAH!と1曲目のコーダから続け様に、ウイングス解散後のヒットへと一気に飛ぶ。マッカートニー2からのこのナンバー、私などは新しめの曲だと思ってしまうのだが、もう10年以上も前の曲なんだなぁ。

ここでポール短くしゃべる。
「今晩は、シドニー。次はニューアルバムからの曲だ」

3.GET OUT OF MY WAY
ゴキゲンなロックンロール・ナンバーだ。ニューアルバムからの曲は観客もとかく沈みがちになるもの。しかし、ちゃんと派手なパフォーマンスを用意していてくれた。ステージ前方から巨大なクレーンが登場。ポールとギターのロビーを乗せて会場の方へせりだしてくる。ギターソロの間中クレーンのゴンドラは漂い、歌が始まる前にステージに戻り、再びポール
は歌い始めた。

ここでポールMC。「ここで70年のナンバーをやるよ。」

4.ANOTHER DAY
嬉しい!この曲が聴けるなんて。今回私がポールに期待していたのは、アフター・ビートルズの曲をどれだけやってくれるか、ということ。予想に反して、ウイングスの曲はまだ1曲も出てこないが、ビートルズ解散後の初シングルとなったこの曲は私のフェイバリット・ソングの一つだ。もちろんアレンジは昔のまんま。ここで私は完全にトリップしてしまった。

観客の反応もすごい。ポールも気を良くしたのか、何やらペラペラと喋っている。そして次の曲を歌いだした。CLOSE YOUR EYES・・・

5.ALL MY LOVING
おおおお!これもとても好きだ!客席も興奮のるつぼである。皆歌っている。ビートルズ・ナンバーって、何100回聴いてもあきないのね。涙チョチョ切れ状態。

そして、こんどはMCナシの曲つなぎ。こ、このイントロは・・・

6.LET ME ROLL IT
渋い!渋すぎる!初めてのウイングスのレパートリーからこの曲を選ぶとは。バンド・オン・ザ・ランは私の最も好きなアルバムの1つであるが、そのA面(懐かしい響き(^^;))の最後に収録されているこの曲は、ウイングスの中でも地味な曲だと思われがちである。実際、ワインカラーの少女と区別がつかない人も多いときく(^^;)。しかし、ウイングスの曲の中でも最もソウルフルでブラック・フレイバー溢れた作品だと私は思う。

ここでポールはバイオリンベースからサンバーストのレスポールへと持ち替える。

7.PEACE IN THE NEIGHBOURHOOD

8.OFF THE GROUND

ニューアルバムから2曲。そして続いて聞こえてきたイントロは、ジョージ・マイケルのFAITHのようだった。しかし、歌を聴いて驚いた。

9.I WANNA BE YOUR MAN
ビートルズナンバーをアレンジを変えて演奏するのは、この曲が最初で最後である。きっと、オリジナルが自分のボーカルでない曲なので(リンゴのボーカル)思い切ってやってみたのだろうが、これがカッコいいのだ。見事に現代のサウンドになっている。
この曲、ストーンズをブレイクさせようとしていたレコード会社に頼まれて、Lennon−McCartneyが小一時間で作り上げてストーンズにプレゼントした曲としても有名である。

ここで、ギターのロビーを残して全員一旦ステージを去る。ロビーはアコースティック・ギターに持ち替え、ギターソロで一曲披露。この間に後ろのセットがはけた。次はアコースティック・コーナーになりそうだ。

暗転の中でギターのロビーだけにスポットが当たっていたギターソロ。終わるとすぐに同じくアコースティックギターのリフが響く。

10.GOOD ROCKIN’ TONIGHT
いつのまにか他のメンバーもスタンバイしていた。ポールを含めてギターが3本。キーボードのウィックスはアコーディオンを持ち、ドラムのブレアーはスネア一つだけ置いてウィックスと共に後方に位置する。リンダはタンバリンだ(^^;)。
このナンバーは、91年のアンプラグドでも演奏されており、アコースティック・セットではお得意のナンバーのようだ。

11.WE CAN WORK IT OUT
前の曲から間髪入れずにギターの空ピックのカウントからこのビートルズナンバーが始まる。上手にティンバレスが用意されていて、リンダは時々そっちの方へ。この曲かどうかは忘れたが。

12.AND I LOVE HER
そしてあの印象的なギターのイントロ。この曲も名曲だが、若干テンポがのろいようだ。それからポールのボーカルがオンになっているため、高音パートがメインになってしまってちょっと変な感じだ。ああ、ジョンがいればなぁ、と思ってしまう。
PAの調子が悪いのか、前半部分でボコッとすごい音がした。それと関係あるのかないのか、警察がやってきて、我々のすぐそばにいる白人カップルに何やらあれこれ訊問している。曲の途中にこれはいい迷惑だ。

13.EVERY NIGHT
ポールの「Thank You!」の一言を挟み、これまた印象的なコードのイントロでこの曲が始まった。私などは意外さから狂喜乱舞してしまったのだが、会場はノーリアクション。やはりソロ時代の曲は不人気のようだ。途中で演奏をブレークしてアカペラになるところで、ようやく会場からも手拍子。さすが、盛り上げ方を知っている。ちなみに、ソロ一枚目の「マッカートニー」からの曲。

バックに再びメインセットが出てくる。メンバーが所定の位置につくまでポールの短いMC。

14.HOPE OF DELIVERANCE
「次はニューアルバムから」というコメントを合図にこの曲が始まった。某人気番組のテーマ曲にもなって知っている人も多いと思うが、まさかオーストラリアではそんなことは関係ないだろうに、観客の反応は上々。まぁ、最初のシングルでその時ヒットしていたのだろう。照明ブロックが6つほど低い位置までおりてきて、様々な色の光を放つ。演奏楽器はアコースティックのままである。

「今度は、フランスはパリへ旅行してみようか」

15.MICHELLE
バックのスクリーンにはパリの街並やミッシェルちゃんらしい(^^;)パリジェンヌが次々と写しだされる。折角定位置に戻ったのにキーボードのウィックスはまたアコーディオンに持ち替える。でも、このアコーディオンの音が実にパリっぽくてよい。

16.BIKER LIKE AN ICON
1曲挟んだだけでまた新曲であるが、そろそろアップテンポの曲に餓えていたので丁度いいバランスかもしれない。まぁ、同じアップテンポなら、個人的にはウイングス時代にアコースティック・セットでよくやっていた「I’ve Just Seen A Face」あたりをやってもらいたかったが。この曲で久しぶりにエレキギターが入る。

17.HERE THERE AND EVERYWHERE
流れからいってそろそろアコースティックは終わりかな、と思っていたところだが、まだ続く。会場に向かって「次はなにかな〜」的な少し長めのMCがあって、この曲が始まった。うーん、ビートルズナンバーはやっぱりいい。

そして、ここでポールはアイボリーのギターから、ウイングス時代から愛用している黒のアコースティックに持ち替える。「ア〜〜〜」と発声練習をする。ああ、この曲だな、と思ったらやっぱりきた。

つづく

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by Kenpapa9 | 2016-11-08 01:17 | 音楽・カルチャー全般

1993シドニー・Paul McCartneyライブレポート2

1993年にアップしたレポートの続きです。

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コンコースに全員が集合した。そこにはオーストラリアEMIの人間が数人待っていた。
「ポールが皆さんに会いたいと言っています。」
開演30分前。会う時間などあるのだろうか?
「時間がありませんので、急いで!」
それからどうやって辿り着いたのかはよく憶えていない。気がつくとバックステージの通路に我々は並んでいた。
「いやぁ、どきどきしますねぇ。」
隣にいる林哲司さんと言葉を交わす。
入る前に女性のマネージャーに注意される。
「サインは駄目です。それから、写真も駄目」
え〜〜!と一同ブーイング。
「それから、ビートルズ再結成関係の質問は受け付けません。では」
我々は奥の部屋に通される。そのとき、狭い通路でツアー・ミュージシャン達とすれちがった。
「あ、あのコーラスのコ、東京にも来ていたね!」

通された部屋は、かなり広い部屋をカーテンで仕切ってあった。着替え部屋だろうか?真っ赤な絨毯が敷詰められていた。
段取りの確認が始まった。まず、東芝の石坂さん(当時)が、記念品を贈呈する。そして握手会、で、スタッフの粘り強い交渉が実を結び、オフィシャルカメラマンによる集合写真撮影が盛り込まれた。しかし、ポールは中々現われない。

8時45分、もう開演まで時間がない。このままでは握手会もなくなりそうだ。
「写真を撮って、終りにして下さい」
案の定マネージャーから注文が出た。
別のスタッフは、会見が終わってからいかにして席に戻るか、ルートの確認をしている。会見もしたいが、コンサートも見逃すわけにはいかない。

そこにポール登場。入って来ると思っていた全く逆の方向から現われた。それまでは「インダビューできないの?話が違うよ」と言っていた新聞記者も、「写真がないと話にならないよ」と言っていた雑誌の人も、いきなりファン乗りに変わる。
ポールは、全く想像通りのポールだった。「皆さんいらっしゃい!」と明るくオーバーなアクションで迎えてくれた。若い。とても50才とは思えない。舞い上がって、禁止されていた握手を一人が求めると、あとはもう全員が殺到である。マネージャーも少々あきれ顔だ。

写真撮影を終えると、それじゃぁ!(しゅたっ!)と去っていくポール。ドアが開くと外にはリンダが待っていた。「おー、リンダだ」とても業界人の集まりとは思えない。
しかしその写真、私はいまだに受け取っていない。少々心配である。
ストーンズが来日したとき、私はパーティーでキースに肩組んでもらって写真を撮ってもらった。しかし、いまだにその写真は受け取っていないのである。
(ポールとの写真は後日ちゃんと受け取りました。僕の宝物です。でもキースとの写真は結局もらえず仕舞。ソニーめ!)

嵐の様な会見だった。が、余韻に浸っている間もなく、我々は急いで席に戻らなければならない。すでにオープニングのビデオ上映は始まっていたのである。

オープニングのVTRはちゃんと見ることができなかった。何としてもポールが出てくる前に席に戻らなければならない。急いでいた。しかし、ちらっと見た感じでは、前回のドームで流したものとほぼ同じだったようだ。
席につく直前に、ズドン!と音が決まった。慌ててステージの方を振り返るとスクリーンに「NOW」と大きく出ていた。これも前回と同じだ。
スクリーンはステージ両端に縦長のものが2つと、ステージのバック、ホリゾント部分に3つのスクリーンを横に並べて一体化したものが配置されていた。
席につくといきなり懐かしい曲のイントロが流れた。

つづく

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by Kenpapa9 | 2016-11-05 20:33 | 音楽・カルチャー全般

1993シドニー・Paul McCartneyライブレポート1

1993年、当時パソコン通信のNifty-Serveロックネットフォーラムに私がアップした文章が久々に出てきたので、記録の為にここにRe:Upしたいと思います。

以下、1993年の僕の文章です。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
北の方に台風が来ていた。オーストラリアでは北で発生した台風が南下してくるのである。
シドニーは、秋の気配が漂い、一年中で最も過ごしやすい気候になっていた。
もっとも、オーストラリアには元々常緑樹しかないので、秋の気配といっても見た目には何も変わらない。
前日の16日にシドニーについた。時差は1時間しかないので、時差ボケはなかったが、なんといっても9時間半のエコノミーはこたえる。だからといって今回はEMIの招待なので文句は言えない。しかし、17日の朝っぱらからコアラだっこツアーはいただけない。業界人ばかりのツアーで、朝7時半起床、なんて馬鹿げている。案の定、バスガイドさんが必死に市内の案内をしているのに誰も聞いていない。寝ている。「移動は寝るべし」というのは我々に染み付いた習慣なのである。

昼食後にホテルに戻り、自由行動となる。私は次の日の仕事のアポをとり終えると、最上階にあるインドア・プールへと向かった。
オージーに「インドール」と発音され面食らったものの、私は午後のひとときを、ガラスルーフのプールで楽しんだ。ルーフの遥か上方、雲の流れが異常に速い。台風の影響だろうか。ハイド・パーク脇のパーク・レーン・ホテル。新しいホテルで、ゴージャスな作り。サービスもいいし、おすすめである。

水泳が終わって、私はふらっと外に出た。こうして意味もなく街をぶらつくのが好きだ。1時間ごとにスケジュールを区切られたツアーなんてまっぴらである。電気屋を探した。マイクロカセットのテープと電池がない事に気がついたのである。しかし、シドニーで電気屋を探すのは困難を極めた。みんなどこで買っているのだろうか?私は大きいデパートの小さな電気製品コーナーをやっと見つけ、目的のものを手にいれることができた。音楽関係者としてきているわけだから、テープぐらい回さないと洒落にならない。
そして、9時からのコンサートにそなえ、腹拵えの為私が外国に来ると必ず立ち寄るマクドナルドでクォーター・パウンダーを食べた。これって日本ではなかなか食べられないのである(当時)。
突然雨が降ってきた。激しい降りだ。そして、すぐ止んではまた降りだす。雲の間から幾度となく太陽が顔をのぞかせている。なんとも変な天気だ。

夜7時、ホテルロビー集合。そして会場であるエンターテイメント・センターへ、ツアー・バスで移動・・・9時からのコンサートなのに早すぎるのではないか?という我々の疑問に、担当者は答えた。「ポールとの会見ができるかもしれないので」しかし九分九厘その可能性はないという。「一応早めに来てないとね。」

建物に入るとき、チケットも見ないしカメラチェックもない。そのまま階段を登る。EMIオーストラリアの担当者が中で待っていた。皆のチケットを確認する。「9番だ」我々は彼の後についていく。
席に入る入り口に、ようやくもぎりのにーちゃんが立っていた。彼は我々のチケットをちぎってこういう。「はい、中に入ったらカメラはだめ、録音もだめだよ。じゃぁどうぞ。」
私は観光客然とカメラを肩からぶら下げ、胸のポケットからはマイクロ・カセット・レコーダーが顔をのぞかせている。にもかかわらず、お咎めなし。何か言われたら「プレスだ」と言って許してもらおうと思っていたのだが、拍子抜けである。全く日本では考えられないルーズさである。

席についた。なんとかいう女性ボーカリストが前座をつとめている。全く面白くないので、ポール・グッズを買いに行く。キャップとTシャツ2枚を買った。それでも時間が余っている。私はコンコースをふらふらと歩いていた。
そのとき、EMIの担当者が血相を変えて走ってきた。
「全員をすぐに集めて下さい!」
「どうしたんですか?」
「奇跡が起こったんです!」
私はみんなの待つ9番通路へと走った。

つづく

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by Kenpapa9 | 2016-11-03 23:15 | 音楽・カルチャー全般

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