インディーズ・ポップスユニットm7のプロデューサーMarkのblogです
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by Mark@m7|ReTweet
2011.3.11 僕の記録 その3(最終回)
仕事が終わったのが22時過ぎ。そのときの情報で「銀座線・大江戸線が動いている」と聞いたので、銀座線新橋駅へ。するとどうだ、今まで見たことも無いような光景が。改札の中と外が人で埋め尽くされていて、しかもその誰もが微動だにしない状態。つまり、全く人の流れがないのだ。あとからわかったことだが、銀座線は運転再開直後にまた止まってしまった。これは駅が人をさばききれなくなったから、ということだが、銀座線は元々「アジア初の地下鉄」ということで昭和二年に営業開始した日本最古の地下鉄というだけあって、他の地下鉄に比べて極端に車両が小さい。これはトンネルが小さいからなのだが、どのぐらい小さいかと言うとつり革につかまる人が両側に立つともう通路が確保できないのだ。だから普段でも、一駅停まるとすぐ超満員になってしまう。つまり、前の駅から満杯状態で電車が来て、駅で全く誰も乗れずに出て行ってしまって、ホームから人が溢れる、というようなことで大混乱になり、また止まったらしい。

これはダメだ!と思った僕は、都バスで渋谷に向かうことにした。バス停に並んだのだが、一応22:27分というバスを22:25ぐらいから並んで待ったわけだ。しかし、やはりというか、なかなか来ない。もしこのときiPhoneが生きていたら、迷わず僕は歩いたかもしれないのだが、来る時のGmap GPSの使い過ぎでiPhoneの電池が切れていたのが相当運が悪かった感じだ。結局1時間ほど待ってようやくバスが来たのだが、停留所の手前で止まってエンジン切って運転手が降りてしまった。なんだなんだということになり列に並んでいた人が聞きに行くと、来るのに5時間かかったので休憩させてくれとのこと。う〜んこりゃ誰も責められないわな。
というわけで、23:30過ぎに新橋駅を出発。とりあえず座れてゆっくりできたので時間かかってもいいや、と思ってWi-FiルーターをONにして、iPadのスイッチを入れた。これまでの一連をTwitterとFacebookに書き込み。ニュース等の情報もチェック。ひととおりやって、出発から20分ぐらいたっただろうか?バスはまだ新橋の高架をくぐれずにいた。全く微動だにしないが如き大渋滞。運転手さんの話だと、とにかく虎ノ門までがものすごく混んでいるが、そこを過ぎれば少しは流れるのではないか、とのこと。本当か?と思い道路交通情報を見ると、山手通りまで含めて都内は真っ赤っか!こりゃダメだ、と思い、半蔵門線-田園都市線が復帰・深夜運転との情報もあり、トイレに行きたくなったこともあってファミマが見えたので虎ノ門の手前で降ろしてもらうことにした。午前1時を回ったところだった。
バスの運転手さんは素晴らしかった。渋滞で動かない中ではあるが、停留所関係なく乗りたいと言う人を乗せ、降りたいという人を降ろす。トイレ休憩も言って下さいという。我慢できず降りる人には申し訳ございませんでした、と言う。全く頭が下がる。非常時に使命感を持ってやっているんだな、と思う。

トイレを済ませ、虎ノ門の交差点まで歩くと、まだ僕の乗って来たバスは交差点の手前にいた。完全に歩いた方が早い。まずは溜池まで歩く。当初赤坂から、来た時の様に斜めにショートカットして青山一丁目まで行こうと思っていたのだが、よく考えたら赤坂見附=永田町の方が近いじゃん!ということで赤坂見附を目指した。まぁ虎ノ門-赤坂見附なら大したことはない。普段でもよく酔っぱらって歩く距離だw でも来るときさんざん歩いているので結構ダメージは大きい。そんなこんなで1:30過ぎに半蔵門線永田町駅に到着。駅はガラガラ!あの渋滞からは想像できない。で、半蔵門線もガラガラで座れた。無事三茶に到着すると、世田谷線も動いていた。普段なら歩くのだが今日は歩き過ぎ!と思って迷わず乗る。そうして2時半前にようやく自宅に到着したわけだ。

帰ってすぐにポチッとしたのが、iPhoneの予備バッテリー。今回ほどiPhoneのバッテリー切れがうらめしかったことはない。災害時に何の役にも立たないのでは困る。というわけで、とても安かったのでiPhone 3G/3GS用 パワージャケット充電式バッテリー iMPS-06を購入。これは今日到着した。買う人は、マニュアルも何もないので注意。でもiPhone用の充電器でチャージできる。

こうして僕の3.11は終わった。だが、あの日からずっと非日常が続いている。地震はまだ沈静化するにしても、原発があんなことになるとは…そして計画停電…

ちなみに日曜日になって、下半身がバキバキに痛くなった。中一日遅れて来た。歳だなぁ。だけど有酸素運動的にはかなりになったのではないか、と思った。昨日(というか水曜夜)震災から臨時休業していたジムがようやく復帰したので行ってみた。体脂肪率を計ると、13.2%!それまでずっと15%台だったので、かなり効果があったようだ。やはり歩くのが一番効くらしい。

これからもしばらく非日常が続くだろう。いや、これが日常となるのか?それはまだわからないが、いずれにしても僕はこれからもこの東京で暮らしていくのだ。
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by Mark@m7|ReTweet by kenpapa9 | 2011-03-18 01:42 | 雑談
2011.3.11 僕の記録 その2
JR東の5新幹線が終日運休 首都圏在来線も - エキサイトニュース

15:45頃 渋谷にて都バス全面運休を通達され、徒歩にて移動を開始。宮益坂を登って青山通りに出る。後から考えれば六本木通りを行くべきだったw 正常な判断力を失っていたのだろう。あるいは銀座線が復旧するかも、と考えたのかもしれないが。
ここからiPhoneでTwitterとFacebookにつぶやきを上げながら移動。青山通りを赤坂方向に歩いていたが、多くの人とすれ違う。そうか、みんな帰ろうとしているのか。自分だけ逆方向。
SoftBankのアンテナ表示はほぼゼロ!青山通りなのに?だが3Gマークは点灯していて、電話はダメだがSNSは操れる。あとでわかったが、3Gが生きてたのでSkypeならば通話が出来たようだ。
つぶやきながら歩いていたら、あっという間に外苑前。でもあっという間は体感時間であって、実際は30分たっていた。
青山一丁目を越えて、豊川稲荷あたりにさしかかる。もうバスはあきらめて、ショートカットして溜池を目指そうと、iPhoneのマップを立ち上げ経路探索。旧コロムビア通りから脇道にそれてTBS脇をすりぬけて赤坂サカスへ。ここで1時間ちょっと。
溜池を抜けて外堀通りを虎ノ門方向へ。途中特許庁前でこんな光景が。
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窓ガラスがかなり割れている。明らかに耐震構造ではない古いビルだが、周りの新しいビルには全く被害がない。こんなに違うんだね、と実感。ただ、道中歩道のブロックがところどころ浮いていたので、やはり都心でもかなりの揺れだったんだろうな、と感じる。
そしてようやく、渋谷を出てから1時間35分ほどで新橋駅前SL広場に到着。さすがに一服したくなり、競輪場外売り場の上のビジョンに流れるニュースを観ながらタバコを吸う。

打合せの場に着いたときには、すでに打合せは終わっていたw 資料だけ受け取る。ただ夜からもう一つ仕事があるのでそれに備えることにした。高層ビルの29Fにあるオフィスには、エレベーターが止まっていたので行くのを断念した(^^;

そんなこんなでいると、mixiメッセージが入ったとメールでアラート。見てみると、電話もEメールもCメールも通じなかった友人から、元気ですとメッセージが。携帯が役に立たないときに、意外とmixiが使えるな、と思った瞬間だった。

さて、22時過ぎに仕事が終わり、家に帰ることにしたのだが、ここからがまた長かった。

つづく
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by Mark@m7|ReTweet by Kenpapa9 | 2011-03-14 19:40 | 雑談
2011.3.11 僕の記録 その1
社会総合 - エキサイトニュース

東北地方中心に、甚大な津波による被害を受けた皆様には、心からお見舞いを申し上げます。それに比べれば東京なんて大したことではないのだが、東京に住む人間としてはやはりそこには「都市機能」というものにフォーカスすれば「非日常」の世界が広がっていた。東京に住む人間としての一つの記録として、ここにブログを残しておこうと思う。

14時46分頃、僕は遅めの昼食を三茶のマクドナルドでパクついていた。ケチって単品のチーズバーガーとプレミアムローストコーヒーのSという¥240コース。で、食べ終わってタバコを一服しながらコーヒーを飲んでいた。そろそろ16時の打合せに向かって出ようか、と思ったときである。
グラグラグラ、あれ?地震?最初は周りの客も同様の反応。だがその揺れがだんだんと大きくなる。なんだこれは、大きいぞ、しかも直下型ではないな、震源が遠いのにこれだけってことは相当でかいぞ、という感じだった。ここまではどこか他人ごと。ところがさらに揺れはひどくなる。テーブル上の灰皿が落ちて大きな音をたてる。あわててタバコの火を消す。テーブルに潜り込む客も出てきた。窓の外を見ると、古い作りのエコー仲見世の看板が大きく揺れ、電柱もゆっさゆっさ揺れている。窓際の客が騒ぎだした「うわー窓ガラス割れて落ちた!」。間違いなくこれまで経験したことのない激しい揺れ、そしてダメ押しのように最後にドン!ときた。窓の外の電柱では何かがはずれて落ちた。そしてようやくおさまった。
おさまったので残りのコーヒーを飲んでいると、店員さんがやってきて「危険なのですぐに外に出て下さい」とのこと。これは思ったよりヤバいのか、と思い外に出ると、こんな状況だった。

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二階の一番大きな窓がはずれ
a0033438_227378.jpg

下の道路に落下。幸いケガ人はなし。

すぐに携帯で家族に電話入れるも、全く通じず。これは、と思い、キャロットタワーの公衆電話に並び、何年かぶりにテレカを使って電話。ようやく家族の無事が確認できた。非常時は公衆電話と家電だな、と再確認。

直感的に地下鉄は動いていないな、と思った僕は、滑り込んできたバスに飛び乗った。これでとりあえず渋谷までは行ける。だが、道中も揺れが。「これはバスの揺れじゃないよな」とはっきりわかる余震を感じて、地震の大きさを実感。道玄坂上ぐらいに来ると、見たこともないぐらい人が道に溢れ出ていた。皆、建物の中が危険ということで外に出てきたようだ。中にはヘルメットをかぶっている人も大勢いた。

渋谷に着くと、さらに人が溢れ返っていた。電車が止まり、電車から降ろされ駅から追い出された人が大勢途方にくれていた。このときようやく仕事仲間に電話が通じ、今の状況を伝え、可能な限りそちらを目指す、ということを伝えた。僕は西口から東口に抜けて、新橋行きの都バスに乗ろうと列に並んだ。10分ほど並んだところで、係員が「只今、都交通局から都バスの全面運休の指令が来ました。復旧のメドはたっていません」という説明。あいたたた、バスもダメか。

僕は意を決して新橋まで歩くことを決意、宮益坂を登りだした。

つづく
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by Mark@m7|ReTweet by kenpapa9 | 2011-03-12 23:10 | 雑談
基礎の基礎が怖いってことを今日何度も言っておきます
偽計業務妨害容疑で予備校生逮捕 「合格のため一人で実行」 - エキサイトニュース

ネットに答えを求めた時点で「何たるお馬鹿さん、大学に行く資格無し!」と思ったが、逮捕されだんだんと事情がわかってくるにつれ、可哀想になってきた。我々の時代で言う所謂受験ノイローゼ、切羽詰まっての犯行のようだ。

だが問題は、この事件を指して「こういう人材が大学に必要なんじゃねぇの?」とか「クラウド時代の大学生はこうあるべき」なんつーふざけたtweetなりBlogなりが一部に見受けられたことだ。中には「カンニングはいけないが、創意工夫は素晴らしい」とか、わかった風の物言いをする人もいたりするが、そういう人は社会に出て「大学のなんたるか」をすっかり忘れてしまったとしか思えないね。

基礎の基礎が大事なんです。入試とは、その基礎を計る為の基準なんだということをも今日何度も言っておきます(初めてですがw)

よく言われることだが、日本の教育は記憶力が中心で、創造力を伸ばすようにできてない、なんてことを仰る人がいる。だが、プロのクリエイターとして長年やって来た自分が一番思うのは、クリエイティブな分野においてもプロとしてやっていくには基礎が一番大事なんだ、ということ。「感性が一番じゃね?」と思っている人は多いと思うが、感性だけでやっていてはよほどの天才でない限りプロとしては失格なのだ。何故か?クオリティにバラつきが出るからだ。

例えば音楽の世界。プロとしてやっていくには「理論」を身につけてないといけない(※注:これは必ずしも音楽理論を体系的に学ばなければいけない、ということではない。長年に渡りいい音楽を聴いてきて、自然と理論が身に付いてしまっている人もたくさんいる。要は音楽に於いて何をしていいか、何をしてはいけないか、が感覚的に解っている人だ)。
ちょっと昔の話になるが、素人なのに政治力だけでJ-POPの世界で楽曲を発表した人がいる。その曲は、サビの終わりでドミナントモーションを無視し、非常に不快なコード進行を使っていた。本人は「個性だ」と言いたげだったが、また周りも恐らく何も言わなかったんだろうが、明らかに素人丸出しの、しかも前衛音楽ならまだしも、J-POPというある意味コンサバなフィールドでそれを発表してしまったという点で、世紀の駄作となってしまった。(これを見て、勘のいい業界人の中には「あああれか」とわかる人も多いと思うが、黙っててね。恐いのでw)

例えば映像の世界。「イマジナリーライン」が解っていて、効果としてあえてドンデンに入るのと、何も知らずにあっちゃこっちゃから撮ったものをつなぐのでは全然違う。後者がたまたまものすごく格好よくなったとしても、それは理論を知らないから再現できない。次の作品では素人丸出しのものになってしまう。プロとして一定のクオリティの作品を作り続けていく為には、やはり基礎の基礎が大事なのだ。そして、その上に乗っかるクリエイティビティが、すごい人かそうでないかを決めるのだ。

で、大学にとって入試とは何か?それは、大学の授業が受けられる能力があるかどうかを計っているのだ。大学全入なんて言われてたから忘れられていたかもしれないが、大学ってのは最高学府なわけである。大学に入ると、あの入試を突破したんだからこのぐらいは解るよね、ってのが前提で授業が進むのだ。ひとつひとつの知識をググっている暇は、そこにはない。

正月にサンデル教授の白熱教室をNHK教育でやってた。2日だったから途中からだったが、食い入るように観てしまった。さすがはハーバードの学生、誰も教科書に目を落としている者はいない。そんな中、教授の発した問いに、学生達が丁々発止のディスカッションを展開する。当然学生達は、哲学・政治思想史や、法学の基礎知識があった上でないとこのディスカッションには参加できない。基礎があって、その上で意見を述べなければならない。

こうして、教育機関の中で唯一「自立して考えること」を訓練するのが大学という場である。高校までは暗記中心だけど、それは大学の授業を受ける為の「基礎」であって、大学に入って初めて自分で考えることを学ぶのである。自分で考えること、それはディスカッションからしか生まれない。

最高学府の役目は、将来日本を動かす人材を輩出することである。実際はそこまでいかない人が圧倒的多数な訳だが、その最高学府に入る為に資格が必要なのは当然のことである。それが入試なのだ。単なる就職へのパスポートではないのだ。

社会に出ると、自分一人で考えることの限界を知る。他人の言うことに耳を傾け、それを上手く取り入れることでいろいろいいように回っていくことを知る。それは大学では学べなかったことだ。それをもって、大学の授業は社会に出たら役に立たない、などという人もいるが、それは違う。社会に出たら、ネットワークでつながるのだ。だが、つながったサーバーや端末のCPUがどれも8ビットだったら、とんでもなく遅い、クオリティの低いネットワークになってしまう。大学はそのビット数を上げておいてくれているのだ。

ま、大学で何も学ばなかった者までとりあえず卒業させちゃうっていう悪しき慣習も日本の大学にあることも事実だけどねw

だから、入試で不正をして大学に入るということに、全く意味はない。京都大学では京都大学のレベルの基礎を持った学生しか生きていけないのだから。
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by Mark@m7|ReTweet by kenpapa9 | 2011-03-04 05:28 | 雑談
ライフログに関する疑問---人類の退化ではないのか?
ライフログといってもこのようなブログもその一つだし、twitterだってそうだ。ただ自分の書きたいペースで書いてる分には道具の一つだ。
だが、自動記録とか完全記録(トータル・リコール)だのは行き過ぎではないだろうか?
人間の脳を記憶というものから解放する、なんて説明もあるが、長期記憶から解放された大脳皮質はどうなるのか?それを別のことに使えればまさに人類の進化にほかならないが、外部メモリに記憶を移した脳は、記憶を使わなくなるだけではないのか?

例えば産業革命後の機械文明によって、人類は重労働から解放された。その結果どうなっているかというと、現代人は健康維持の為に作為的に走ったり、ジムに行ったりしなければならなくなってきている。もちろん、機械文明によってもたらされる恩恵にどっぷり浸かっている自分のライフスタイルは、なかなか変えられない。だから、便利さの代償としてのトレーニングは甘んじて受け入れるしかない。だが、それと同じことが脳で起こるとすれば、僕はご免だ。

歳をとると物忘れが激しくなる。だが、例えば「えー、あの人、誰だっけ…」となったときは、できるだけ何も見ず誰にも聞かずに自分で思い出すまでトライするのが脳にとってはいいらしい。そこでほころんだシナプスが繋がるのである。ということは、「えーと、あれは…」と思ったらすぐライフログを頼る、という生活をしだすと、もっともっと早く人類はボケてしまうのではないだろうか?
短中期記憶は海馬に取り込まれ、そのうち重要な記憶だけが大脳皮質に書き込まれ、長期記憶となるらしい。ライフログを使いだすと、この長期記憶というものが人間の脳から失われるのではないか?つまり、ライフログを見た時は思い出した気になっても、それは長期記憶を呼び覚まして本当に思い出したわけではなく、新たに海馬に書き込まれた情報で、それが脳内に保存されることはなくなってしまうのではないだろうか?

倫理的な観点から、ライフログに対して警鐘も鳴らされているようだ。機械的に記憶してしまうと、忘却という概念がなくなってしまう。だがニーチェが指摘しているように、忘却は人間を歴史から解放するのである。忘れることが、許すことにつながる。忘れなければ、人間は過失を許さないのである。

憶えることと忘れること、この2つを人類が失ったらどうなるのか?もはや人間ではなくなってしまうのではないか、とすら思うのだ。

だから僕はEvernoteを使う気になれないのである。iPhoneを手にしたときに真っ先にダウンロードしたものの、結局一度も使っていない。自分のライフスタイルからして、使うシーンが思い浮かばなかったからだ。ライフログの観点からもそうだし、情報整理術という意味でもそうだ。
僕の中では、情報整理術といえば「いかに情報を捨てるか」ということだ。この作業を経ることによって、情報は自分の個性というバイアスがしっかりかかり脳内に蓄積される。今日び再び元ネタにアクセスしたければいくらでもできる。だから、とりあえず何でもかんでもクリップするというEvernoteは僕のスタイルに合わない、と思ったわけだ。

いろいろ書いてきたが、毎日1時間頭の体操をしないと人間が記憶を失ってしまう未来、なんて来て欲しくはないものだ。
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by Mark@m7|ReTweet by Kenpapa9 | 2011-01-18 19:49 | 雑談
ネット上で個人情報を晒す危険
Twitterに有名人の来店情報を店員が投稿 ウェスティンホテルが謝罪 - エキサイトニュース

ま、ワイドショーネタはいいとして、この店員、2chで祭られた為に一夜にして本名、所属大学・学部・部活、出身高校・予備校、顔写真、果ては住所の一部までもネット上に晒されてしまったのだ。
Twitterプロフィールで学部はすぐ確認されたそうだ。mixiアカウントが発見されたことで参加コミュから大学の入学年度、予備校が割れて、facebookで顔写真が割れた。すなわち、図らずも自分でヒントをちりばめていたというわけだ。

ま、モラルが低い行いをしていろんな人に迷惑をかけたお馬鹿さんであることは間違いないのだが、それと引き換えに払った代償はあまりにも大きい。彼女A.Tさんはまず間違いなく大企業には就職できない。こうした危機管理情報というのはあっという間に大企業の共有するところとなり、すでにブラックリストに載ってしまったであろうからだ。
システマチックにこのようなシフトが敷かれないその他の企業でも、今回の事件で誓約書を提出しているにもかかわらず守秘義務違反を犯してしまうような人、というレッテルが貼られてしまったわけであるから、今年就活だろうに元々氷河期なのに彼女に手を出す企業は皆無であろう。

本人は何気なくつぶやいたつもりなんだろうが、結果は人生を変えるような大きな出来事となってしまったわけだ。

と考えると、僕はmixiやtwitterでもこのブログでも身元を明かしていないが、やはりfacebookは使えないなぁ、と。バカなことしなきゃいいんだよ、と言われるかもしれないが、どこで「もらい事故」するかもわからないしね。
ブームに乗ってfacebookに登録する人は気をつけた方がいいと思うよ。
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by Mark@m7|ReTweet by Kenpapa9 | 2011-01-17 20:52 | 雑談
W杯と日本のサッカー
Excite スポーツニュース:FIFA、19日から日本視察 22年W杯招致

W杯が終わって一週間、結構な喪失感だ。思えば一ヶ月も夜中に眠い中夢中になってきたわけだから、それも当然のことだろう。今回は初めてTwitterで感動を共有しながらテレビ観戦、なんてこともやった。パラグアイ戦はどうしてもはずせない飲み会があったので、その後マリオンでパブリックビューイングしようとまで思った。結局帰ったけどね(^^;。
深夜にも関わらず60%近い視聴率を稼ぎだした、まさに国民熱狂のお祭り騒ぎだったわけだが、そこはそれ、そうなってくると「にわかファン」の存在が云々言われるようになる。曰く「Jリーグも観ないにわかファンが、大騒ぎして困る」。だが、僕もJリーグは観ない。何故か?それは面白くないからである。単純な話で、Jリーグの試合はつまらないがW杯の試合は面白いから観るだけである。

かくいう僕もJリーグ元年は熱心にテレビ観戦していた。当時日本代表6人を擁したヴェルディの速いパスつなぎには興奮したものである。しかし、その翌年に行われたW杯アメリカ大会をテレビ観戦し、すべてが変わった。ロベルト・バッジオやロマーリオ、ベベットのプレーに感動し、興奮した。で、W杯が終わった後、Jリーグを観ても面白くなくなってしまったのだ。
当時はまだドーハの悲劇で失った日本のW杯初出場を応援する、という気持ちが強かったので、日本代表戦は食い入るように観るのだが、Jリーグは観なくなってしまった。ま、それが大方の国民のメンタリティだろう。Jリーグの試合は、残念ながら長時間観ているのが苦痛なのである。あまりにもリーグ戦は世界のレベルとかけ離れ過ぎているのである。

だから、「Jリーグも応援しないでW杯ばっか応援して」なんて言う人は、そんなカルトな意識を押し付けないで欲しいと思う。あなたは好きでJリーグを応援しているわけでしょ?我々には関係ない。

そんな日本が、W杯を招致できるのだろうか?この国にサッカー文化が根付いたとは言い難い。ま、来てくれたら嬉しいけど、あまり期待をしないで見守った方が良さそうである。

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by Mark@m7|ReTweet by kenpapa9 | 2010-07-18 17:12 | 雑談
Huawei E5830 購入記
2つ前のエントリーを上げた後に書こうかどうか迷ったが、やっぱり書いておこうと思う。これがないと何で僕がiPadの3Gモデルを買わないか、がわからないだろうからね。
台湾製のHuawei E5830をeBayで落札、購入した。6日に到着。
a0033438_18525988.jpgタバコと比べてもこんなもん。この写真だとわかりにくいけどうすっぺらいんでタバコの箱に2個ぐらい入る感じ。ちっちゃ〜い、というのが印象だ。
これ、そもそも何するものかといえば、日本ではPocket Wi-Fiとして売り出されているものの、海外版、SIMフリー版なのだ。ヤフオクでこんな風に売ってたりするんだが、何か最近品薄で値段が上がっているらしい。で、eBayから円高差益もあってちょっとだけ安く手に入れたのだが、この業者が香港の業者で、商品ページの写真に載せていたものは香港版のものでHuaweiのロゴが入っており、しかも設定をWebでできるようなスクリーンショットを載せていたので疑わなかったのだが、届いてみたらイギリスの3(three.co.uk)版。ここのは古いファームウェアを搭載していることで有名で、Macからは設定ができない。仕方がないのでParallelsを使ってやっとこさ設定、さらに自分でファームウェアをダウンロードしてアップデート。こうしてようやくMacからWeb経由で設定できるようになった。
(頭に来たので写真と商品が違う!と辛口のフィードバックをつけたら、この業者のアカウント削除されてしまったようだ(^^;)
WCDMAに対応したPocket Wi-Fiなので、DocomoとソフトバンクのSIMが使えるのだが、実際はDocomoの場合は端末認証しているので使えないようで、DocomoのMVNOでやっているウィルコムコア3Gとかb-mobileのSIMとかが使えるはずである。
僕は「黒シム」しか持ってないので黒シム挿入。APNの設定をしなければならないのだがググった結果、アンドロイドのWikiに書いてあったので無事設定できた。

さて、こっから先を書くと法に触れる恐れがある。それは2個前のエントリー最後にリンクした記事を読むとわかるのだが、総務省の見解では技適マークがついていない海外のWi-Fi機器を日本で使った場合、不法無線局の設置にあたり違法だという。但し、この電波法というのも総務省の告示だけで運用が変えられるものなのだ。リンクした告示によると海外のWCDMA方式の携帯電話を日本でローミングして使った場合にCEマークがついていれば技術基準を満たしていると看做す、ってことなんだけど、端末の「技術基準」なんだから国際ローミングしたときだけ「基準クリアと看做す」ってのも、まぁ著しく合理性を欠くよなぁ、と僕は思う。国際ローミングしてる外国人旅行者を違法にしない為の苦肉の策なんだろうけどね。
ま、このような現実があるわけだから、司法の場に出ればそれなりに合理的な判決が出るはずだと僕は思う。

僕の購入したE5830には、しっかりとCEマークが入っている。


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by Mark@m7|ReTweet by kenpapa9 | 2010-05-11 19:58 | iPad
米国製iPadが日本では使えない?
原口総務相:米国で入手のiPad、日本で接続は違法? - 毎日jp(毎日新聞)

このニュースはおかしいと思うのだけど?だって、MRAってのがあって、アメリカとも欧州とも協定を結んでいるはず。ということはFCC認証済みの米国製iPadを日本で使っても、日本で認証された技適マーク付きと同じ扱いになり、電波法違反にはならないんじゃないだろうか?(ん?この言い回しにはちょっと自信がないな…)
追記1:Wikipediaによると、国内外の適合性評価を検定する機関が、端末の検定業務をお互いの国内で実施できるようにする相互運用制度であり、端末にある承認自体が、国内外で相互に有効になるという意味でない、そうだ。

それにそんなこと言い出したら海外旅行に行って技適マークしかない日本の携帯電話を国際ローミングで使ったら海外の法律に触れることになるし、もちろん現在出張でiPadを持って来て日本で使っているアメリカのビジネスマンも違法となってしまう。これを厳密に取り締まりだしたら困る人がいっぱい出てくるわけで、だって「海外でも通話できる!」って言っている日本の携帯電話会社とか、「でもそれは法に触れますよ」なんて一言も言ってないもんね。技適マークとVCCIマークしかついてないiPhoneを僕はフランスで使ったけどそれも違法なわけ?んなことないでしょ。
追記2:これにはソースがあった。電波法103条の5、これはまさに携帯電話の国際ローミングを念頭に置いて定められたようだ。
さらに追記:iPhoneの 設定>一般>情報>認証 で各国のマークを表示できる。CEマークもあったから、僕の場合も違法ではなかった。


追記3:ところが、である。こんな記事が。
「海外で購入したiPadを国内でWi-Fiに接続すると違法なのか。」への総務省の見解:IT’s Big Bang! -- ITビジネスの宇宙的観察誌 - CNET Japan
やはり総務省の見解は「違法」。不法無線局の設置に当たるという。しかも海外からの旅行者がiPadでWi-Fi接続するのもまるごと違法だという。


というわけで、次の話題に入る為の枕だったんだが、これでは書けないじゃん(^^;
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by Mark@m7|ReTweet by kenpapa9 | 2010-05-07 23:02 | iPad
参院選に向けて徒然と
Excite 政治ニュース : 自民が舛添、与謝野氏を除名 反党行為と厳罰

最近僕の頭の中で我が母校の校歌がぐるぐると鳴り続けている。

「現世を忘れぬ 久遠の理想」

理想は机上の空論では意味がない。実現可能な理想、そこに到達するロードマップを作るには、現世を忘れてはならない。大多数の国民が反対することは、どんなに高邁な理想であっても実現しない。
こういう教育を受けてきたからだろうか、僕はコテコテの現実主義者になった。実現不可能なことは、どんなに素晴らしくても理想ではなく「空論」であり、考えるだけ時間の無駄。だが、実現不可能と思われることも、やり方によっては実現するかもしれない、その「実現化」の方策を考えることこそ意味があることだし、その方策が見つかれば実現化に邁進することこそ意味のあることだ。

最近、小泉純一郎はとんでもない理想をとんでもない方法で実現化しようとし、まだその途上にあるのではないか、と思うようになった。
小泉氏は「自民党をぶっ壊す!」と言っていた。これは保守という概念をぶっ壊す、国民のコンサバな感情をぶっ壊す、ということだったのではないか、と思うのだ。

高度成長以後の保守を支えてきた基盤は、一億総中流意識であろう。国民の大半が自身を「中流」と思うことによって、変化を求めないコンサバな国民意識が形成されていった。
だが、バブル崩壊後の失われた10年に、その中流レベルはじりじりと下がっていき、皆一斉に中流の下になってしまった。
その結果、消費は振わず経済は停滞し、まさにデフレスパイラルな世の中になってしまったのである。
小泉氏は「経済を活性化する為」「日本の国際競争力を強化する為」というエクスキューズで規制緩和、経済の自由化を行ったわけだが、実はこの「中流階級」自体をぶっ壊したかったのではないだろうか?
確かに、規制緩和によるベンチャー起業ブームなどによってアッパーな人達が出てきだし、○○長者という人達がたくさんでてきたおかげで経済は回りだし、戦後最長の景気回復局面を演出することとなった。だが、その結果勝ち組・負け組といった格差が生まれて、小泉政権の負の面と言われる格差社会を生み出した、と一般には言われているが、実はそれは負の面ではなく、それこそが小泉氏の狙いだったのではないだろうか?格差社会を生み出すことにより、一億層中流社会をぶっ壊したわけだから。

社会に格差が広がると、保守の基盤は崩れてしまう。人々はコンサバを批判し、変革を求めるようになる。小泉氏の後しばらく自民政権は何とか生きながらえたが、小泉氏の仕掛けた時限爆弾がついに昨年の総選挙で爆発、自民党は野に下った。そして野党になった自民党にもはや復活する力はなく、ここにきてどんどんと分裂、まさに「自民党ぶっ壊」れ状態になってしまった。今の社会状況で、保守政党である自民党を支持する選択肢はあり得ないだろう。次の選挙も必ず負ける。ここまで、小泉氏の思惑通り、だったんじゃないだろうか?それどころか、民主党が与党になっても、政治手腕の問題からうまくいくはずがなく、政治とカネの問題も普天間問題も想定の上で、このていたらく、というところまでも思惑通りだったとしたら?

では小泉氏の「理想」とは何だろうか?ずばり、スクラップ&ビルド、つまり全部ぶっ壊れて新党が乱立した現在以降の政界再編、というか新しい政治体制の確立、だったのではないだろうか?
恐らくそこまで辣腕を振るうと歴史に名の残る極悪総理大臣となるリスクもあるので、自身は種だけ蒔いてさっさと政界を引退したのかなとも推測する。ひょっとしてカオスな政局に再び名前が浮上することになるかもしれないが。

なんてのは全部僕の作り上げた妄想だが、もしこの妄想が当たっていたとしたら、小泉純一郎は歴史上類を見ないとんでもない政治家であったことになる。総理大臣時代にまいた種で、自身が引退した後も思い通りに世の中が動いているのだとしたら…

なんてことを考えながら、今度の参院選はどうしようかな、なんて思っている。正直どこが勝ってもカオスでしかないのなら、新党に入れてみるのも面白いのかもしれない。与謝野・舛添は除名らしいからもう自民と合流できないしね。


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by Mark@m7|ReTweet by kenpapa9 | 2010-04-28 16:47 | 雑談